大阪・吹田市にある万博記念公園は、世界的にも有名な「太陽の塔」がある大阪の名物スポットです。万博公園には太陽の塔や世界最大規模のアスレチックスポット「万博BEAST（ビースト）」などの魅力的なスポットがたくさんあり、近くには大型ショッピング施設や動物園「NIFREL（ニフレル）」、体験型アミューズメント施設「VS PARK（ブイエスパーク）」を含めたエキスポシティもあります。
今回は、万博記念公園とエキスポシティ内のおすすめスポットを7つ紹介していきます。大阪観光やデート、週末のお出かけの参考にしてみてくださいね。
万博記念公園
まずは万博記念公園の基本情報をおさえていきましょう。万博記念公園とは、日本万国博覧会の跡地を整備してつくられた公園で、約260ヘクタール、甲子園球場役65個分の広大な広さがあります。
広い園内には、太陽の塔をはじめとして「日本庭園」「自然文化園」「国立民族学博物館」「サイクルボート」「アスレチック」「温泉」などの遊べる・学べるスポットが点在しています。
特に庭園や自然文化園では、季節の花を楽しめることでも人気があり、イベント「桜まつり」や「梅まつり」は多くの出店と花見客でにぎわいます。
ラーメンショーやチーズエキスポ、餃子フェスタといったフードイベントの開催地でもあり、関西中から多くの人が訪れます。自販機や売店も充実しており、手ぶらでピクニックも楽しめまよ♪園内には迎賓館もあり、結婚式を挙げるカップルも多いです。
料金
日本庭園・自然文化園共通
- 大人 260円
- 小中学生 80円
アクセス
在来線の場合
下記路線・駅のそれぞれから大阪モノレール「万博記念公園駅」「公園東口駅」が便利です。
- 阪急線：南茨木駅、山田駅、蛍池駅
- 地下鉄御堂筋線（北大阪急行線）：千里中央駅
- 地下鉄 谷町線：大日駅
- 京阪本線：門真市駅
※土日祝のみ阪急梅田駅への直行バスを運行しています。
空港からお越しの場合
大阪空港からお越しの場合
大阪モノレールで「大阪空港駅」→「万博記念公園駅」下車。
関西国際空港からお越しの場合
①南海電鉄で「関西空港駅」→「なんば駅」へ。
②地下鉄御堂筋線（北大阪急行線）で「なんば駅」→「千里中央駅」へ。
③大阪モノレールで「千里中央駅」→「万博記念公園駅」下車。
車の場合
万博記念公園には、5か所の駐車場があります。
基本情報
名称：万博記念公園
住所：大阪府吹田市千里万博公園1-1
電話番号：06-6877-7387
営業時間：9:30～17:00 ※入園時間は閉園の30分前まで
定休日：水曜日(水曜日が祝日の場合は翌日の木曜日)※4月・5月ゴールデンウィークまで・10月・11月は無休です。
URL：万博記念公園公式
太陽の塔
万博記念公園メインゲート前にそびえ立つ「太陽の塔」は、訪れたら外せないメインスポットです。太陽の塔は、芸術家で知られる岡本太郎がデザインし、1970年に開催された日本万国博覧会のシンボルゾーンの一部としてつくられたアート作品です。
塔のてっぺんには明るい未来を象徴する「黄金の顔」、中腹にある現在を象徴する「太陽の顔」、背面に過去を象徴する「黒い太陽」があります。内部には、原生生物から現在に至るまで進化を表現した「生命の樹」があります。
2018年3月より内部が一般公開されており、事前予約をすれば太陽の塔の内部に入ることができます。
入館予約について
太陽の塔へ入館は、前日までの事前予約が必要です。こちらは先着順となっており、定員になり次第締め切となります。
太陽の塔入館予約サイトにて、予約を受け付けています。電話予約はありませんので注意しましょう。予約と同時にクレジットカードでの支払いが必須で、支払い完了とともに予約完了となります。
予約は120日先まで予約可能となっているので、訪れる予定がある人は余裕をもっての予約がおすすめです。
料金
- 大人 720円
- 小中学生 310円
※別途、入館日当日、自然文化園入園料大人 260円 、小中学生 80円を万博記念公園各入場ゲートにて支払い必須
太陽の塔内のミュージアムショップ
最寄り駅から太陽の塔までの間にもオフィシャルショップはありますが、太陽の塔内にもミュージアムショップがあります。太陽の塔に関するグッズを多数取り揃えており、ここでしか購入できない限定グッズの取り扱いもあります。
太陽の塔を訪れたらぜひ立ち寄りたいスポットです。
基本情報
名称：太陽の塔
開館時間：10:00～17:00
定休日：水曜日
URL：太陽の塔公式
万博 BEAST（ビースト）
2020年3月15日新オープンの「万博 BEAST」は、世界最大規模の巨大クライミングアトラクションです。
アスレチックエリアでは、クライミングやジップライン、スラックラインなど、120種類のアクティビティで遊べます。
プレイヤーはスタートからゴールまで常に安全器具を装着しているので、小学生からシニアまで安全に楽しむことができます。
4階層＋屋上には天空回廊(屋上展望台)を設置しています。決まったルートはないので遊び方は自由自在！自分なりの完全攻略を目指せますよ♪
料金
アスレチックエリア
- 大人3,500円/60分
- 子供3,000円/60分
天空回廊
- 500円/1回（4歳以上有料）
基本情報
名称：万博 BEAST
電話番号：050-5576-8086
開園時間：受付 9：30～15：00
施設オープン時間 10：00～16：30
URL：万博 BEAST公式
国立民族学博物館
万博記念公園内には、国立の民族博物館があります。民俗学や文化人類学を中心とした研究・展示を行う施設です。
オセアニアにはじまり、アメリカやヨーロッパ、アフリカ、アジアに分かれた地域展示と、民族音楽・言語などの展示があります。定期的に特定のテーマにそった特別展示や企画展を行っており、博物館や美術館が好きな学生や大人が多く訪れます。
館内には食事ができる「レストランみんぱく」もあり、エスニックランチや各国のめずらしい民族料理メニューを用意しています。公園内を見渡せるガラス張りの内装で、景色と料理の両方を楽しめます。
民族博物館には「ミュージアム・ショップ」もあり、世界各国の工芸品や民族学に関する書籍なども購入できます。日本の伝統的な織物や工芸品などもあり、外国人観光客からも人気があるお店です。
料金
個人
- 一般 580円
- 大学生 250円
- 高校生以下無料
団体(20名以上)
- 一般 490円
- 大学生 200円
- 高校生以下無料
基本情報
名称：国立民族学博物館
住所：大阪府吹田市千里万博公園10-1
電話番号：06-6876-2151
開館時間：10:00～17:00（入館は16：30まで）
休館日:毎週水曜日※水曜日が祝日の場合は翌日が休館日・年末年始(12月28日～1月4日)
URL：国立民族学博物館公式
源気温泉「万博おゆば」
天然温泉、大露天・サウナなどがある、源気温泉「万博おゆば」は、万博記念公園の西に位置する温泉施設です。広大な万博記念公園の一角にたたずんでおり、自然に包まれた贅沢な空間で、遊び疲れた身体を癒すことができます。
関西屈指の広さのある大露天風呂を完備しており、開放的で非日常的な時間が過ごせます。女性に人気の岩盤浴もあり、音・光・香りによる演出でリラックス効果を高めてくれます。
料金
入浴料
- 大人(中学生以上) 平日 800円
土日祝日 900円 - 小人(4歳～小学生) 平日 400円
土日祝日450円 - 乳幼児(3歳以下) 100円
岩盤浴
- 25分お試しコース 400円
- 50分コース 700円
その他
浴室にはボディソープ、シャンプーを完備しています。入浴用品、タオルなどは持参か館内にて購入可能です。
レストラン、エステ、アカスリ、理髪店も入っています。
アクセス
- 阪急千里線山田駅より徒歩約10分
- 大阪モノレール山田駅より徒歩約10分
- 大型駐車場完備
おゆば利用者は3時間まで無料です。駐車券を受付までお待ちください。
基本情報
名称：源気温泉「万博おゆば」
住所：吹田市千里万博公園11-11
電話番号：06-6816-2600
営業時間：10:00～翌1:00（受付は0:00まで）
定休日：無休 ※メンテナンス休業日をのぞく
URL：源気温泉「万博おゆば」公式
NIFREL（ニフレル）
万博記念公園の目の前にあるエキスポシティには、生きているミュージアム「NIFREL（ニフレル）」があります。新感覚の屋内型動物園で、ミニカバやカピバラ、カワウソ、ペンギン、フクロウといった動物たちがいます。
特に、2019年に誕生したミニカバの赤ちゃんは、ころんとした小さな体と愛らしいルックスで人気を集めています。まだ赤ちゃんということもあり、ミニカバの赤ちゃんは15:00までの展示です。
2020年1月には「アスレチックの森」が新登場し、ワオキツネザルやオウギバト、カピバラ、アナホリフクロウなどの15種類50点の生き物たちを同じ空間で見られるようになりました。
ウッディでナチュラルなドームやシャンデリアなどを吊り下げており、生き物たちがのぼったりぶら下がったりする姿を間近で見学できます。
ピクニックカフェ「EATEATEAT」
「生き物と一緒の空間でピクニックを」をコンセプトとした「EATEATEAT」は、グリーンを基調とした開放的でお洒落なカフェです。座席からは生き物たちを見ることができます。
食事はバーガー系がメインで、デザートやクリームブリュレやクリームたっぷりのドリンクなどがあります。盛り付けやロゴが可愛いので、思わず写真を撮る女性も多いです。
ミュージアムショップ「NIFREL×NIFREL」
様々な生き物をモチーフとしたグッズやお菓子を購入できます。ニフレル限定グッズなどもあり、ニフレルでの思い出のお土産として購入できます。
ニフレルに入館していない人も利用できるので、動物に関するグッズが欲しい人にもおすすめのショップです。
料金
- 一般（16歳以上）2,000円
- こども（小中学生）1,000円
- 幼児（3歳以上）600円
※ 2歳以下は無料 - トワイライトペアチケット（大人2名のセット券）3,700円
※入館時間：17:00～19:00
販売時間：16:00〜19:00（チケット窓口）
※Webチケットではいつでも購入可能。
アクセス
電車
大阪モノレール「万博記念公園」より徒歩3分
駐車場
二フレル入館でEXPOCITY駐車場の駐車料金が2時間無料がプラスされます。
基本情報
名称：NIFREL(ニフレル)
住所：大阪府吹田市千里万博公園2-1 EXPOCITY内ニフレル
電話番号：0570-022060
営業時間：10:00～20:00
定休日：なし
URL：NIFREL公式
VS PARK（ブイエスパーク）
エキスポシティ内ニフレルの隣にある「VS PARK（ブイエスパーク）」は、バンダイナムコが運営する体験型のアミューズメント施設です。デジタルを駆使したスポーツやゲームで遊ぶことができ、テレビなどで紹介される最先端の遊びを体感できます。
ニゲキル
最も人気がある「ニゲキル」は、世界初の猛獣逃げ切り短距離競争ができるゲームです。対戦相手を選んで、画面に投影された動物と短距離走で勝負をします。ライオン、チーターなどの動物だけでなく、恐竜とも対決できるので、足の速さに自信がある人におすすめです。
Jump×Jump（ジャンプ ジャンプ）
回転する棒をジャンプで避け続けるアトラクションです。どんどん速さを増す回転と、限られた足場の中で可能な限りジャンプを続けタイムを競います。テレビでも見たことがあるゲームなので、「一度はやってみたかった！」というプレイヤーも多いです。
PARTY SQUASH（パーティースカッシュ）
スカッシュとデジタルテクノロジーを融合させた新感覚スポーツで、スカッシュと壁に投影される映像をダブルで楽しむことができます。ボールを壁に当てる度に光や音、映像でのアクションが加わるので、白熱したバトルになること間違いなしです。
VS PARKには、他にも多種多様なゲームやマシンが揃っています。小学生や運動が苦手な人も、みんなで一緒に楽しめるゲームもあります。
料金
通常料金（2時間）
- 一般 2,800円
- 学生 2,250円
- 小学生 1,700円
※アプリ登録で、一般:200円割引、学生:100円割引あり
60分延長料金
- 一般 1,100円
- 学生 900円
- 小学生 700円
アクセス
電車
大阪モノレール「万博記念公園」より徒歩3分
駐車場
VS PARK利用の方は、EXPOCITY駐車場の駐車料金が2時間無料。
基本情報
名称：VS PARK（ブイエスパーク）
住所：大阪府吹田市千里万博公園2-1 EXPOCITY内
電話番号：06-6369-7186
営業時間：10:00～21:00（土日祝 9:00～21:00）
定休日：なし
URL：VS PARK公式
まとめ
吹田市にある万博記念公園や、エキスポシティのおすすめスポットを紹介しましたが、気になるスポットは見つかりましたか？
万博記念公園には他にも、BBQ施設や大阪日本民芸館、自然観察学習館、テニスコート、球場、ガンバ大阪関連施設など、紹介しきれなかった施設がたくさんあります。定期的にイベントや季節のおまつりなども開催しているため、一年を通して楽しむことができますよ。
今回紹介した内容を参考にして、ぜひ吹田市の万博記念公園やエキスポシティを訪れてみてはいかがでしょうか。
