【難波駅完全ガイド】もう迷わない!各線乗換え・アクセスをわかりやすくご紹介

大阪の有名な観光地の1つとして挙げられる難波。
高島屋やなんばCITY、なんばグランド花月など、様々な商業施設や文化施設があるのが特徴で、常に多くの人でにぎわっている繁華街です。
そんな難波に向かうために利用する難波駅は、大阪の駅の中でも大規模な駅になり、多くの路線が乗り入れしています。
駅は大規模になればなるほど複雑になってしまい、駅の中で迷ったり、どの路線を利用すればいいのか分からなくなるということもありますよね。より難波を楽しむためにも、駅での移動はスムーズに行いたいです。

そこで今回は、難波駅での乗り換えやアクセスで迷わないように完全ガイドをご紹介していきます。難波に遊びに行くときにはぜひ参考にしてください。

難波の各駅をご紹介!

引用:なんばパークスHP

難波駅とひと言に言っても、4つの駅があるのをご存知でしょうか。
各駅を把握することで、より難波駅を簡単に利用することができます。ここからは4つの難波駅についてご紹介していきます。

JR難波駅

引用:ウィキペディア(Wikipedia)

大阪市浪速区湊町一丁目にある、JR西日本関西本線の駅です。
駅は大阪シティエアターミナルという複合商業施設の地下1階にあります。以前は地上に駅がありましたが、1996年に地下に移動となりました。大和路線という路線で天王寺、王寺、奈良、加茂方面に向かうことができます。

改札

改札口は中央部分に1か所あります。

周辺の施設

周辺には目立った施設はありませんが、構内にはバスターミナルがあります。関西空港はもちろん、全国各地への高速バスの発着駅として便利です。
15分ほど歩くと道頓堀川にも行けます。大阪の名称ともいえるグリコの看板を見るなら、JR難波駅下車がおすすめです。

アクセス

南海なんば駅

引用:ウィキペディア(Wikipedia)

大阪市中央区と浪速区にまたがり、南海電鉄の駅です。同じ難波駅という名称の駅がOsaka Metroの駅にもあるため、注意してください。
正式名称は漢字の「難波駅」ですが、駅やHPの表記は漢字ではなく、ひらがなの「なんば駅」の表記で統一されています。
路線は南海本線と高野線の2つの路線が乗り入れしています。地下道などを通って他の難波駅の路線とも乗換が可能です。大阪を代表する主要駅の1つであるため、毎日多くの人が利用しています。

改札

駅の改札口は3つあり、メインの改札口である北改札口は高島屋大阪店と、中央口はなんばCITYと、南改札口はなんばパークスのキャニオンストリートに直結しているなど、駅からすぐに様々な商業施設などに向かうことができるのも嬉しいポイントです。

周辺の施設

駅周辺は大阪でも随一の繁華街であるミナミの繁華街の中心地であるのも特徴で、近くに高島屋大阪店やなんばCITY、なんばグランド花月など難波を代表する施設が多く立ち並んでいます。

アクセス

Osaka Metroなんば駅

引用:ウィキペディア(Wikipedia)

もう一つの難波駅が、Osaka Metroの駅です。南海の難波駅と同様、正式名称は漢字の「難波駅」ですが、案内表示などは「なんば駅」とひらがな表記になっています。
駅は地下にあり、乗り入れるのは御堂筋線と四ツ橋線、千日前線の3つの路線で他の難波駅との乗換えも可能です。

改札

改札口の数が多いのも特徴で、それぞれ目的地に一番近い改札口を利用することが、Osaka Metroの難波駅をうまく利用するポイントです。

周辺の施設

御堂筋線地下1階コンコースに「ekimo」と呼ばれる商業施設があり、駅の中でも買い物を楽しむことができるのが特徴です。

アクセス

大阪難波駅

引用:ウィキペディア(Wikipedia)

大阪市中央区難波四丁目にある、近畿日本鉄道(近鉄)と阪神電鉄(阪神)が共同使用している駅です。管轄は近畿日本鉄道です。
駅は地下駅で、近鉄は難波線が乗り入れしていて、起点となっています。阪神は阪神なんば線が乗り入れしています。

改札

改札口は西と東で2ヵ所設けられています。。改札内には「Time’s Place難波」のショッピングモールがあるので、時間もつぶせます。

周辺の施設

御堂筋と千日前通が交わる交差点に近接していることから、駅から出てすぐにミナミを楽しむことができるのが利用しやすいポイントです。大阪屈指の観光地の1つである道頓堀に近く、心斎橋商店街にもすぐに向かうことができます。

アクセス

4つの難波駅を移動するときのポイント

引用:駅探

乗換えでこれまでご紹介した4つの難波駅間を移動することもあります。そのときにポイントを押さえて置くことでより4つの難波駅が利用しやすくなります。

①JR難波駅は少し離れた場所にある

上記の地図でいうと、左側にあるのがJR難波駅です。ほかの駅に比べ離れているのが特徴です。
ただし、駅同士は地下道で繋がっていますが、特にOsaka Metroの難波駅の御堂筋線や千日前線は徒歩でも10~15分程度かかります。

②南海なんば駅と御堂筋線なんば駅は徒歩圏内

地図でいうと南海なんば駅は右下側、Osaka Metroなんば駅は中央上側になります。
南海なんば駅と御堂筋線なんば駅は意外にも近く、御堂筋線の南北改札口まで約4~5分と乗換しやすいです。

③四ツ橋線なんば駅と御堂筋線なんば駅のホームは少し離れている

Osaka Metroなんば駅は3つの路線が乗り入れていて、四ツ橋線、千日前線、御堂筋線の順番で並んでいます。
四ツ橋線と御堂筋線を行き来したいという人は千日前線を通過する必要があるため、同じ駅内ですが時間がかかるので気を付けてください。

④大阪難波駅は、Osaka Metroなんば駅と近い

大阪難波駅は、地図でいうと上部中央になります。
大阪難波駅はOsaka Metroなんば駅と近く、向かいたい路線に最も近い改札口を利用すれば簡単に移動することができます。
四ツ橋線を利用したい人は大阪難波駅の西口改札、御堂筋線を利用したい人は東口改札を利用してください。千日前線を利用したい人は、どちらの改札からでも近いため便利です。

難波駅へのアクセス方法

ここからは、大阪の他の地区や、大阪以外から難波に訪れたい場合のアクセス方法についてご紹介していきます。
多くの駅があり乗り入れする路線も多いため、様々な場所から簡単に向かうことができるのが難波の魅力の1つです。
しかし、どこから向かうかによって、利用する路線や駅が異なるため、混乱しないように気を付けることが大切です。

大阪・梅田駅

大阪に観光に来た人の多くが訪れる大阪・梅田駅。
そこから難波に電車で向かいたいときには、JRを使うルートと地下鉄を使うルートの2種類があります。時間や運賃などが少し異なるため自分にとってより最適なルートで向かってください。

JR(大阪駅)を使うルート/約20分

JRを利用する人は、JR大阪駅の環状線内回りまたは快速に乗車します。新今宮駅で乗り継ぎ、大和路線「なんば行」でJR難波駅に向かいます。20分程度で到着します。
JRを使うルートで気を付けなければいけないのが、一度乗り継ぎをする必要があるということです。新今宮駅での乗り継ぎを忘れないようにしましょう。

地下鉄(梅田駅)を使うルート/約10分

地下鉄を利用して難波駅に向かいたい場合は、Osaka Metro御堂筋線または四ツ橋線を利用しましょう。どちらを利用しても10分程度で到着します。
御堂筋線を利用する場合には、梅田駅から難波駅まで乗り継ぎ無しで向かうことができます。
四ツ橋線を利用する場合には、西梅田駅から難波駅まで同じく乗り継ぎ無しで行けます。

関西国際空港

関空から向かいたい場合には、南海電鉄を利用するのが便利です。ラピートという特急列車を利用する方法と、エアポートエクスプレスを利用する方法があります。

ラピートを利用する方法

ラピートとは、関西国際空港と難波を結ぶ、30分おきに運行されている特急列車です。乗り継ぎも必要ないため、簡単に難波に向かうことができます。
約40分で到着します。
※普通運賃930円、特急券520円

エアポートエクスプレスを利用する方法

ラピートは所要時間が短い分、運賃が少し高めです。より運賃を抑えて難波まで向かいたい人は、急行を利用してください。ラピートと同様、乗り継ぎ無しで難波に向かうことができます。
所要時間は約45分と、ラピートよりも少し時間がかかってしまうので注意してください。
※普通運賃930円

難波の観光スポットはここがおすすめ!

難波には様々な商業施設や娯楽施設があるため、買い物やグルメなどを楽しむことができます。
様々な買い物スポットやグルメエリアがあるため、決して飽きることはありません。新しさと懐かしさが融合した大阪を満喫することができるのが難波の魅力です。
ここからは難波でおすすめの観光スポットをいくつかご紹介していきます。難波に行きたいと考えている人は、ぜひチェックして参考にしてみてください。

なんばパークス

引用:なんばパークス

大阪球場の跡地に作られた複合施設が、なんばパークスです。南海の難波駅と直結しているため駅からすぐに行くことができます。

高島屋や大阪市内最大のシネコンがあるなど、巨大な複合施設で1日中飽きずに遊ぶことができます。1階部分は同じく難波を代表する商業施設であるなんばCITYとの共同ショッピングモールがあったり、円形劇場と呼ばれるイベントスペースもあります。
さらに施設全体が緑との共存をテーマにしているのも特徴で、植物が様々な場所に植えられています。屋上庭園には小川が流れているため、ゆっくりと過ごしたり、散歩をするのにもおすすめです。
難波で買い物をしたいという人はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

大阪松竹座

引用:大阪松竹座

お笑いが有名な大阪でなんばグランド花月や吉本漫才劇場があることで知られている難波ですが、お笑い以外の舞台が見たいという人は大阪松竹座に訪れてみてはいかがでしょうか。

大正時代の面影を残すネオ・ルネッサンス様式の建物が印象的です。映画館として開館しましたが現在はミュージカルや歌舞伎、コンサートが行われています。場所も心斎橋で有名なグリコの巨大看板の裏にあるため、訪れやすいのも魅力です。
難波で様々な舞台を楽しむことができる貴重な場所なので、ぜひおすすめします。

道頓堀

引用:ウィキペディア(Wikipedia)

難波の繁華街と言えば道頓堀です。江戸時代に歌舞伎や浄瑠璃などの芝居小屋ができるようになったため、現在のように賑やかな場所になったと言われています。

川に沿って様々な飲食店が建ち並んでいるため、お酒とともに大阪のグルメを楽しみたいという人にもピッタリの場所です。
道頓堀の川は船で楽しむことができるため、ゆっくりと繁華街の街並みを川から眺めることができます。様々な楽しみ方ができる大阪屈指の観光地です。

なんば戎橋筋商店街

引用:なんば戎橋筋商店街

懐かしさがある商店街を楽しみたい人におすすめなのが、なんば戎橋筋商店街です。高島屋からグリコの看板付近までつながる商店街で、「ミナミの花道」とも呼ばれていて、約350mの商店街に約100店舗のお店が並んでいます。
様々なグルメを扱ったお店が軒を連ねており、食べ歩きも気軽に楽しめるのが嬉しいポイントです。大阪の魅力の一つと言えば独特の文化のグルメなので、大阪の食をなんば戎橋筋商店街で楽しんでみてはいかがでしょうか。
商店街周辺には様々な観光スポットもありますので、合わせて楽しむことができます。

まとめ

ここまで、難波駅やアクセス方法についてご紹介してきました。
4つある難波駅についてしっかりと理解しておくことが大切です。特に南海とOsaka Metroのなんば駅は名前が一緒なので混同しないように注意してください。
難波の観光スポットもいくつかご紹介しましたが、その他にもたくさんの観光スポットがあり、難波だけでも1日では足りないくらい十分楽しむことができます。
様々な場所から乗り継ぎ無しで気軽に訪れることができるのも難波の魅力です。ぜひ電車を使って気軽に難波に訪れてみてはいかがでしょうか。

マチしる編集部3号

関連記事