引っ越しをした後の住所変更や賃貸契約のときなどに必要になってくる住民票ですが、吹田市では住民票はどこでどのような手続きをすれば取得できるのでしょうか。
平日忙しい方や市役所や出張所が開いている時間帯になかなか行く時間をつくれない方は、郵送での請求手続きが可能ですし、マイナンバーカードをもっている方は、時間を気にせずコンビニで土日でも簡単に発行することができます。
また、毎週土曜日には、市役所で午前中だけ受付をしているので、窓口で取得したいけれど平日は時間が取れない人が利用できます。
吹田市の住民票の取得方法について、どこで、どうやって手続きができるのか、その手続きに必要なものについても詳しくご紹介します。
窓口で請求する方法
https://www.city.suita.osaka.jp/home/place/shiyakusyo.html#1
まずは、窓口で住民票の写しを請求する方法を見ていきましょう。
吹田市では、市役所や出張所の窓口と、市民サービスコーナーで住民票を取得することができます。
出張所窓口と市民サービスコーナーは土日は休みですが、市役所では毎週土曜日に「本庁土曜コーナー」が開設されており、こちらを利用すれば、土曜日の午前中にも住民票の請求手続きが可能です。
各窓口と受付時間
請求が可能なすべての窓口の詳細、受付時間は以下となります。
市役所と出張所
市役所と出張所はすべて同じ受付時間となっています。
受付時間
午前9時00分~午後5時30分(土曜日、日曜日、祝日と、12月29日~1月3日を除く)
- 吹田市役所市民課
〒564-8550大阪府吹田市泉町1丁目3番40号
06-6384-1235 - 山田出張所
〒565-0824大阪府吹田市山田西2丁目5番1号
06-6877-0813 - 千里丘出張所
〒565-0811大阪府吹田市千里丘上14番30号
06-6877-0330 - 千里出張所(千里ニュータウンプラザ1階)
〒565-0862大阪府吹田市津雲台1丁目2番1号
06-6871-0227
市民サービスコーナー
吹田市内には、市役所と同じように住民票を取得できる市民サービスコーナーが5か所あります。
すべての市民サービスコーナーが同じ受付時間となっていますが、曜日が異なっていますので、利用前には確認が必要です。
受付時間
午前9時00分~午後5時00分(土曜日、日曜日、祝日と、12月29日~1月3日を除く)
※受付日は、以下市民サービスコーナーごとに記載。
- さんくす市民サービスコーナー
吹田市朝日町1-201(さんくす1番館2階)
06-6382-8124
受付日:月・水・金曜日
- 北千里市民サービスコーナー
吹田市古江台4-2-D2-303
06-6871-5650
受付日: 月・水・金曜日
- 江坂市民サービスコーナー
吹田市江坂町1-19-1(江坂公園内)
06-6386-0701
受付日:月~金曜日
- 岸部市民サービスコーナー
吹田市岸部南1-4-8(岸部市民センター内)
06-6319-7101
受付日:火曜日、木曜日
- 原市民サービスコーナー
吹田市原町4-26-8(原町児童センター内)
06-6385-7820
受付日:火曜日、木曜日
本庁土曜コーナー
吹田市役所では、土・日曜日は通常業務を行っていませんが、毎週土曜日の午前のみ、市民課101窓口にて住民票と印鑑登録証明書の請求手続きができます。
なお、転入届、転居届の受付は、第2・第4週のみとなっていますので、引っ越しに伴う住所変更の必要がある場合は注意しましょう。
受付時間
土曜日の午前9時~正午
- 吹田市役所市民課101窓口
〒564-8550大阪府吹田市泉町1丁目3番40号(市役所中層棟1階)
06-6384-1235
市民課101窓口のみの開設となっており、市民課通常業務はありません。
請求できる人
- 請求者本人
- 本人と同一世帯の人
- または代理人
※本人または、同一世帯の人以外の第三者が請求する場合は、正当な利害関係がある場合のみ可能となっています。
窓口での請求に必要なもの
請求者本人が手続きに行く場合は、以下の本人確認書類を忘れないようにしましょう。
*請求時は、本人確認書類による確認のほかに、窓口にて口頭で質問するなどの方法で本人確認が実施される場合があります。
*代理人による請求の場合は、委任状が必要です。
- 手数料
1通300円
- 本人確認書類
運転免許証、パスポート、マイナンバーカード、住民基本台帳カード(顔写真付のもの)、その他官公署発行の免許証や資格証明書(顔写真付のもの)
※上記の本人確認書類を提示できない場合は、健康保険の被保険者証や各種年金証書などを2点提示する必要があります。
※代理人が請求を行う場合は、その代理人の本人確認書類が必要となります。
代理人よる請求の場合は以下のものも必要になります。
- 委任状
請求者が作成した委任状が必要です。ダウンロードした委任状を印刷して利用するか、便せんや白い用紙などに委任内容を記入しましょう。
委任状について - 利害関係がわかる資料
請求者本人との利害関係がわかる資料の提示が必要です。 - 返信用封筒(代理人が住民票コード、およびマイナンバーの記載がある住民票を請求する場合)
代理人に直接交付されず、請求者本人の住所宛てに、郵便で送付されるので、請求者本人の住所と宛名を記入し、必要な切手を貼った返信用の封筒を準備しましょう。
※マイナンバーは、重要な個人情報のため、簡易書留か特定記録郵便の利用を推奨。定型封筒84円に加え、簡易書留であれば320円、特定記録郵便であれば160円の切手を貼る必要があります。
郵送で住民票を請求する方法
次に、郵送にて住民票を請求する方法を見ていきます。
吹田市では、郵送による住民票請求手続きは、請求住所を受け持っている出張所ごとの対応となっているため、自分の請求住所の管轄にある出張所、あるいは本庁へ請求書を送付しなければなりません。
以下に請求住所と受け持つ出張所を整理していますので、しっかりと確認をして送付するようにしましょう。
請求できるひと
請求者本人、本人と同一世帯の人、または代理人
郵送での請求に必要なもの
①郵送請求書(以下のいずれかのもの)
1.「住民票の写し等交付申請書」をダウンロードし記入したもの
住民票の写し等交付申請書
【記入例】住民票の写し等交付申請書
2.便せんなどに必要事項を記載したもの
≪必要事項≫
・請求者の住所、氏名、必要な人との関係、日中連絡のとれる電話番号
・請求する証明書の種類と通数、使用の目的(例:年金の手続きのため、住民票を1通請求します。)
・必要な人の住所
・世帯全員か、世帯の一部(個人分)のどちらが必要か
・世帯全員の場合は世帯主の氏名、生年月日、世帯の一部の場合は、必要な人の氏名、生年月日
・世帯主・続柄、本籍・筆頭者(国籍・地域、在留事項)の記載の要否
・住民票コード、または、マイナンバーの記載が必要な場合は明記
②交付手数料
1通300円
郵便局の「定額小為替」又は「現金書留」を同封してください。
※切手や収入印紙は不可
③ 本人確認書類
運転免許証、マイナンバーカード、住民基本台帳カード、在留カード等のコピーを1種類。
もしこれらの本人確認書類がない場合は、健康保険証、介護保険証、年金手帳、パスポート、社員証、学生証等のコピーを2種類同封してください。※どちらかに現住所の記載が必要です。
④返信用封筒
あて先に請求者の住所、氏名を記入し、切手を貼ったものを準備しましょう。
定形25g以下の普通郵便であれば、切手は84円です。
なお、送付先は原則として、請求者の住民票に記載された住所宛てとなります。
もしも、住民票に記載された住所以外への送付を希望する場合は、その理由と送付先を明記し、その送付先の住所を確認できる書類の同封も必要です。
送付先の住所を確認できる書類は、賃貸契約書や、公共料金の領収書等のコピーとなっています。
また、窓口での請求同様、マイナンバーおよび住民票コードが記載された住民票の郵送には、簡易書留か特定記録郵便の利用を推奨していいます。
定型封筒84円に加え、簡易書留であれば320円、特定記録郵便であれば160円の切手を貼る必要があります。
郵送請求時の送付先
- 千里出張所
〒565-0862吹田市津雲台1丁目2番1号
06-6871-0227
(請求住所)佐竹台、高野台、津雲台、桃山台、竹見台、古江台、青山台、藤白台 - 山田出張所
〒565-0824大阪府吹田市山田西2丁目5番1号
06-6877-0813
(請求住所)山田東、山田西、山田南、山田北、樫切山、山田市場、尺谷、上山田、千里万博公園、山田丘、岸部北5丁目38番から46番まで、五月が丘東、五月が丘北 - 千里丘出張所
〒565-0811大阪府吹田市千里丘上14番30号
06-6877-0330
(請求住所)千里丘上、千里丘中、千里丘下、千里丘西、千里丘北、長野東、長野西、新芦屋上、新芦屋下、清水、青葉丘南、青葉丘北 - 吹田市役所 市民課 郵送担当
〒564-8550大阪府吹田市泉町1丁目3番40号
06-6384-1231
(請求住所)上記以外
コンビニで取得する方法
吹田市では、マイナンバーカードをもっている方は、コンビニなどの店舗に設置されているマルチコピー機で住民票を取得することができます。
コンビニなどのマルチコピー機にて住民票を取得する場合、請求書を記入する必要もなく、窓口での手続きよりも手数料が100円安くなります。
利用するにはマイナンバーカードに利用者証明用電子証明書が付いていることが条件となりますので、利用する際は自身のカードに付加されているかご確認下さい。
利用者証明用電子証明書とは
コンビニでの住民票の写しなど各種証明書の取得やマイナポータルへのログインに必要な電子証明書です。
利用者証明用電子証明書の発行について
本人が申請する場合
■必要なもの
①マイナンバーカード
②4桁の数字の暗証番号
暗証番号が不明な場合及び再設定される場合は、マイナンバーカードとは別に、本人確認書類が必要です。
代理人が申請する場合
代理人が電子証明書を発行する場合は、市役所もしくは各出張所にて、照会書送付依頼をします。申請後、本人宛(住民登録されている住所)に転送不要の郵便で照会回答書兼委任状が送付されます。
後日、代理人が照会回答書兼委任状(本人記入済)をお持ちいただくことにより、電子証明書の発行が可能です。
■受付窓口
- 吹田市役所市民課101窓口
〒564-8550大阪府吹田市泉町1丁目3番40号
06-6384-1235 - 山田出張所
〒565-0824大阪府吹田市山田西2丁目5番1号
06-6877-0813 - 千里丘出張所
〒565-0811大阪府吹田市千里丘上14番30号
06-6877-0330 - 千里出張所(千里ニュータウンプラザ1階)
〒565-0862大阪府吹田市津雲台1丁目2番1号
06-6871-0227
取扱時間:平日午前9時から午後5時30分
■有効期限
電子証明書の発行をした日から5回目の誕生日
利用できるコンビニ等
マルチコピー機が設置されている、全国の以下の店舗にて利用が可能です。
- セブンイレブン
- ローソン
- ファミリーマート
- ミニストップ
- イオンリテール(イオン)
- 平和堂
- ココカラファイン
申請ができる時間
6時30分~23時00分
※年末年始(12月29日から1月3日)、システムやネットワーク保守点検時を除く。
コンビニなので24時間発行できるかと思いきや、住民票を取得できる時間は決まっていますので注意しましょう。
利用方法
上記「利用できるコンビニ等」にある、マルチコピー機のメインメニューから、「行政サービス」を選び、画面の案内にしたがい操作をして取得できます。
1.マルチコピー機のメニューより「行政サービス」を選択します。
2.「証明書交付サービス」を選択します。
3.「他市区町村の証明書」を選択し、画面の案内にしたがって操作をします。
手数料
1通200円
まとめ
吹田市の住民票の請求方法について詳しくご紹介しました。
吹田市ではマイナンバーカードがあれば、コンビニで土日も簡単に住民票を取得することができます。しかも、窓口や郵送の手数料より100円安く、朝早くから夜遅い時間まで、自分が好きなときに、近くにあるコンビニで簡単に手続きができるのは、時間がない人にとってはとても心強いです。
マイナンバーカードの取得には、申請してから約1ヶ月程度かかりますので、コンビニでの利用を検討している人は、マイナンバーカードを早めに申請しておきましょう。