高槻市の市立図書館まとめ!利用方法や便利な蔵書検索やネット予約を紹介

高槻市は大阪で6番目に大きな都市です。大阪と京都の中心に位置し、交通の便も良いことからベッドタウンとしても人気。大学もあるため、学生の街としても有名なんです。
子育て支援にも力を入れている高槻市には、市立図書館が8つあります。子ども向けの図書館から大人まで使える図書館もあるため、本好きな人にはありがたいです。

今回は高槻市にある市立図書館8つをまとめてみました。こんな場所でも借りられるの?というところもあるので、図書館を積極的に利用してみませんか。

※掲載情報は2023年5月時点のものです。

高槻市立の利用方法

図書館のいいところは、読みたい本を無料で借りられるところです。本だけでなく雑誌やCDまで借りられますので、あらゆる年齢層にもおすすめの場所。
市立図書館は、各自治体に沿った利用方法があります。高槻市にある市立図書館を利用するためには、まず手続きが必要です。手続きの仕方から借りる方法、返却や便利なネット予約まで説明していきます。

貸出券の作成方法

図書館を利用するためには、貸出券を作る必要があります。条件は「高槻市に住んでいること、または通勤や通学で高槻市を利用していること」です。
まずは申込書に必要内容を記入して、カウンターへ持っていきます。先ほどの条件を満たしているか確認するため、本人確認書類が必要です。

  • 高槻市に住んでいる・・・名前と住所がわかる運転免許証や健康保険証など
  • 通勤や通学で利用している・・・社員証や学生証など

本人確認書類がないと、貸出券を作ることはできませんので注意しましょう。貸出券はその場で即発行してくれます。有効期限は5年間と決まっており、貸出券に日付が記載されているので目安にしてください。ちなみに有効期限が切れた場合、再度本人確認書類を提示することで更新してくれます。

本やCDを借りるときの注意点

高槻市にある市立図書館全館合わせて、本は20冊まで借りられます。ほかにもCDは別枠で4点まで。どちらも1回の貸出期間は2週間までです。もし読みきれなかった場合は1回に限り延長できます。ただし延長には条件があります。

  • 最初の貸出期間内(2週間)であること
  • ほかに借りているもので延滞がないこと

この条件がそろえば延長できますので、読みきれなくても安心です。延長の手続きはホームページで可能です。そのほか、電話や図書館カウンターでも受け付けています。

本やCDを返却するときの注意点

本やCDの返却は必ず期限内にしましょう。高槻市立図書館では「図書自動返却ポスト」が用意されています。仕事や学校で開館時間内に図書館に行けない場合は、このポストへ返却すれば問題ありません。

この図書自動返却ポストは画期的なシステムで、本をポストに入れると自動で返却処理されるんです。そのため1冊ずつポストに投函するようにしましょう。
CDや付録にCD-ROMが付いているものは、壊れやすいのでカウンターへ返却するようにしてください。

返却期間を過ぎた場合、新しく借りることはできません。それだけでなくホームページから予約や延長も不可。これからお伝えする自動貸出機や検索機も利用できません。あらゆるサービスが利用できなくなりますので、返却漏れにくれぐれも注意しましょう。

ネット予約の方法と注意点

高槻市立図書館では、インターネットでの予約も可能です。
現在貸出されている場合、予約をいれておけば次に順番が回ってくるので効率的♪
読みたい本が見つかったときも、あらかじめ予約しておけばスムーズに借りることができます。
ただしインターネット機能を使うためには、パスワード登録が必要です。ホームページから簡単に登録できますが、図書館でも登録可能です。図書館で登録する場合は、貸出券と本人確認書類を忘れずに持っていきましょう。

インターネットからの予約方法

  1. 利用者メニューにログイン
  2. 予約したい本を検索

検索方法はつぎの項目で詳しく説明します。予約する場合は、いくつか注意点もあります。

  • 現在借りている本に延滞がないこと
  • 予約数は決まっている
  • 現在借りている本に予約をかけることは不可
  • 雑誌の最新号の予約は可能だか、その次の号が入荷しないと貸出できない

予約は貸出期間の延長同様、延滞がないことが条件です。たとえ1日でも遅れていると予約はできません。
また予約数は、あくまでも借りられる上限数まで。本や雑誌であれば20冊、CDであれば4点までです。
現在借りているものがあれば、その数を引いたものが予約できる数になります。

雑誌の最新号は借りれない

雑誌の最新号は図書館でも人気です。入荷すれば予約自体はできますが、実際に借りられるのは次号が入荷してからになるので図書館で読む方が早いかもしれません。
予約後、貸出される状態になったら図書館より連絡が入ります。連絡が入ってから7開館日までに受け取りにいきましょう。
取り置き期間を約1週間設けてますが、期間を過ぎれば予約は無効となります。

シリーズ予約

本によっては上下巻や第1巻・第2巻といったシリーズで展開されているものもあります。
せっかく借りるならシリーズごと借りて一気に読みたいですよね。そこでおすすめなのが「シリーズ予約」です。
この予約方法なら上下巻で1冊というように、シリーズでカウントします。より多くの本を読みたい方にはおすすめの予約方法です!
貸出している場合はシリーズ予約ができませんが、在庫としてあればぜひ利用してみましょう。

便利な蔵書検索方法5選

あらかじめ借りたい本やCDが決まっていれば検索も楽かもしれません。中には「こんなジャンルの本を読みたいけど、どの本を選んだらいいかわからない」という方いるでしょう。
そこで高槻市立図書館を利用する際におすすめの検索方法を紹介します。どの検索方法も簡単なので利用しやすいと思います。

①新着案内で検索

図書館に入荷した新着の本やCDを一覧で紹介しているコーナーです。
入荷期間も15日、1ヶ月、2ヶ月と選べるので、より最新を求めるなら15日で期間を決めましょう。ここで注意したいのが、新着はあくまでも図書館に入荷した新書であるということ。本屋の新着とは意味が違うので注意してください。

②予約が多い本

予約が集中されている本を紹介しています。
予約が多いということは、利用者から人気のある本だということ。上位20が表示されますので参考にしてはいかがでしょう。どの本を読みたいか悩んでいる場合は、この検索方法で調べるのもおすすめです。ただし予約が多いので、すぐに順番が回ってくるとは限りませんので注意しましょう。

③貸出の多い本

予約が多い本の検索方法と似ています。ただしこちらは貸出に特化した検索方法。
予約機能を使っていない方の貸出情報も含まれているので、もっとも人気のある本やCDを知ることができます。
トップ20を表示しますが、貸出期間も1ヵ月、3ヶ月、6ヵ月、1年以内と絞ることが可能。現在高槻市立図書館内で流行りの本やCDもわかります。みんなが借りているということはそれだけ注目度が高いものです。
新着も含まれることが多いので、最新図書を読めるチャンスですね。貸出が多いということもあり、検索しても貸し出されている場合もあります。そんなときはぜひ予約機能を使ってみましょう。

④簡易検索

あらかじめ借りたいタイトルや著者名が決まっている場合は、この方法がいちばん簡単です。
タイトルだけで検索したり、著者名だけで検索したりできるので、時間がない方でも簡単に検索できます。

⑤詳細検索

詳細検索は、簡易検索よりももっと絞って検索する方法です。
たとえば著者名が決まっているのであれば、ジャンルを絞ることも可能。
もしタイトルや著者名が決まっていない場合は、ジャンルや入荷日などで絞るのもいいですね。より詳しい検索ができるので、専門書を探している方にピッタリです。

中央図書館

https://www.library.city.takatsuki.osaka.jp/lib_02_chuo.html

高槻市立図書館の中でいちばん大きな図書館になります。
阪急高槻市駅からも近いため、アクセスも便利です。大きな図書館とあって、在庫数も多いです。お目当ての資料がみつかるかもしれませんね。

アクセス

基本情報

住所:〒569-0067高槻市桃園町2-1総合センター2・3階
電話番号:072-674-7800
駐車場:20分100円
開館時間:(月・水・金)10:00~19:00、(木・土・日)10:00~17:30、(祝・休日)10:00~17:30
休館日:火曜日、第2木曜日、12/28~1/4
その他:郵送での貸出しも可能
HP:中央図書館

服部図書館

https://www.library.city.takatsuki.osaka.jp/lib_06_hattori.html

名神高速にほど近い場所にあります。おもに児童書を扱っていますが、2階には一般書物もあるので、大人でも利用できます。

アクセス

基本情報

住所:〒569-1027高槻市浦堂2丁目15-1
電話番号:072-668-1085
駐車場:1時間ごとに100円、3時間を超える場合400円
開館時間:(火・水・金)10:00~19:00、(木・土・日)10:00~17:30、(祝・休日)10:00~17:30
休館日・月曜日、第2木曜日、12/28~1/4
その他:郵送での貸出しも可能
HP:服部図書館

小寺池図書館

https://www.library.city.takatsuki.osaka.jp/lib_03_kotera.html

阪急京都本線の富田駅に隣接する図書館です。
駅近ということもあり、書籍数も数多くあります。また館内も広いので、ゆったりとした空間で読書を楽しめます。敷地内には散策路やデッキがあるので、暖かく天気のいい日はこちらで読書を楽しんでもいいですね。

アクセス

基本情報

住所:高槻市西五百住街1-1
電話番号:072-696-2880
駐車場:なし
開館時間🙁火・水・金)10:0019:00(木・土・日)10:0017:30(祝・休日)10:0017:30
休館日:月曜日・第2木曜日、12/28~1/4
その他:郵送での貸出しも可能
HP:小寺池図書館

芝生図書館

もともと市営バスの車庫だった場所に建てられたのが芝生図書館です。
ここは市民プールもある複合施設。そのため多くの利用者がいます。プールで運動したあと、図書館でゆっくり読書を楽しむのもおすすめです。

アクセス

基本情報

住所:高槻市芝生町4丁目3-11
電話番号:072-678-7401
駐車場:1時間ごとに100円、3時間を超える場合400円
開館時間:(月・水・金):10:00~19:00、(木・土・日)10:00~17:30、(祝・休日):10:00~17:30
休館日:火曜日、第2木曜日、12/28~1/4
その他:郵送での貸出しも可能
HP:芝生図書館

阿武山図書館

https://www.library.city.takatsuki.osaka.jp/lib_05_abuyama.html

近くには小中学校や大学もあるので、貸出冊数も多い阿武山図書館。
近くには商業施設があるので、買い物や食事のついでに寄れます。この地域は平均年齢が低いので、在庫してある書物は児童書がメイン。しかし一般書物もありますし、なければ予約して取り寄せもできるので利用してみてください。

アクセス

基本情報

住所:高槻市奈佐原2丁目11-12
電話番号:072-693-9333
駐車場:なし
開館時間:(月・水・金):10:00~19:00、(木・土・日):10:00~17:30、(祝・休日):10:00~17:30
休館日:火曜日、第2木曜日、12/28~1/4
その他:郵送での貸出しも可能
HP:阿武山図書館

JR駅前図書コーナー

https://www.library.city.takatsuki.osaka.jp/lib_08_station.html

JR駅前図書コーナーはほかの図書館とは違い、あらかじめ予約している本を受け取る場所です。遅い時間まで開いているので、仕事や学校帰りにも便利。また自動返却ポストもあるので、人と接することなく本の貸出と返却ができます。

アクセス

基本情報

住所:高槻市紺屋街1-2
電話番号:072-674-7800
駐車場:なし
開館時間:9:00~22:00
休館日:月によって変動あり。詳しくは高槻市立図書館のホームページにて確認
HP:JR駅前図書コーナー

ミューズ子ども分室

https://www.library.city.takatsuki.osaka.jp/lib_07_muse.html

関西大学内にあるミューズ子ども分室。
その名の通り、子ども向けの児童書がそろっています。定期的に「おはなし会」を開催しており、親子で読み聞かせを楽しむにもおすすめです。

アクセス

基本情報

住所:高槻市白梅町7-1関西大学高槻ミューズキャンパス内
電話番号:072-683-1911
駐車場:なし
開館時間:(月~土):10:00~17:00
休館日:祝・休日、第2木曜日、12/26~1/6、その他関西大学の休校日
HP:ミューズ子ども分室

上牧駅前自動図書貸出返却コーナー

https://www.library.city.takatsuki.osaka.jp/lib_10_kanmaki.html

通勤や通学に便利な時間帯に開いています。
こちらはJR駅前図書コーナーと同じく、あらかじめ予約した本を受け取れる場所。自動返却ポストも完備していますので、自由に返却できます。

アクセス

基本情報

住所:高槻市神内2-1-12上牧駅自転車駐車場内
電話番号:072-674-7800
駐車場:なし
開館時間:7:00~20:00
休館日:月によって変動あり。詳しくは高槻市立図書館のホームページにて確認
HP:上牧駅前自動図書貸出返却コーナー

まとめ

大阪で6番目の都市とあって、多くの市立図書館がありますね。
どの図書館も雰囲気が違いますので、図書館巡りも楽しいかもしれません。
各図書館は開館時間や休館日が異なりますので注意してください。
せっかく無料で利用できるのですから、高槻市にお住まいの方や通勤・通学で利用される方は積極的に利用してみませんか。

マチしる編集部3号

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